行善寺

目の前の急な行善寺坂を登った先の高台にあるお寺です。高台にあることから展望が良く、江戸時代から玉川八景の一つとして有名であたったと伝わる場所です。まあ、徳川将軍も遊覧の折にしばしば立ち寄った場所であり、頑張って登ってみました。
古刹の風格を感じさせる山門と年月を感じさせる大木が印象的な境内でした。火照った体と心を和ませるには良い場所です。
行善坂の別名である行火坂は、懐にカイロを入れて上がるような坂という意味だそうで、冬でも体が暖まる程の坂道です。

行善寺坂を上った高台にある浄土宗の寺院の行善寺、展望に恵まれ江戸時代から玉川八景として有名で、将軍も遊覧の折にしばしば立ち寄られたとのこと。寺の開設は永禄年間（1558-1569）で、450年以上の歴史を有する古刹。
格式のある山門、境内にある年輪を重ねた幹太樹木が寺院の歴史を感じさせてくれますが、本堂などの建物は新しいコンクリート構造で優雅さに欠けます。夕方に訪問した際、本堂前の石灯篭に火が灯されていました。灯篭に灯、風流で良いですね。

ニコタマ (二子玉川駅) から徒歩約10分、途中坂を上がります、程なく左側に鎮座してます、境内は鬱蒼としてます、宗派は浄土宗の古刹である、また、本堂の裏に廻りますと、町並みが一望に眺められます、

お寺のクロマツが、崖の下から見上げるとよく目立つ。
調布や府中など西への眺めが良いお寺。江戸時代もこの眺めを見に来る人が大勢いたという

行善寺坂を登っていくと、左手に浄土宗行善寺があります。
山門の奧に本堂があり、本堂の右手前にしだれ桜がありますが、風が吹くと花びらが散り、若葉が目立ち始めていました。

先日、舞の海と途中下車の旅に登場しました。富士山の見える方角の絶景が放送されましたが、実際はその場所には立ち入りが出来ないように、いつも柵があります。あらかじめお寺と打ち合わせしているようです。この場面はやらせっぽいですな。一般の人は入れないみたいです。うーん残念！。

静かで落ち着く雰囲気のお寺です。
世田谷区の名木100選の大ヒノキは、四つ股に分かれてそびえ立っています。