猿楽塚
住所 | 東京都渋谷区猿楽町29−9 |
電話 | +81 3-3486-2791 |
時間 | 00:00-24:00 |
サイト | www.city.shibuya.tokyo.jp/bunka/spot/meisho/kubunka.html |
カテゴリー | 史跡, 観光名所 |
評価 | 3.9 7 件の口コミ |
Sarugaku-tsuka Burial Mound | |
最寄りの枝 |
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猿楽塚 件の口コミ
7 猿楽塚 (さるがくづか)
ここにあるこんもりした築山は、6〜7世紀の古墳時代末期の円墳で、死者を埋葬した古代の墳墓の一種です。
ここにはその円墳が二基あって、その二つのうち高さ5メートルほどの大型の方を、むかしから猿楽塚と呼んできました。
この塚があることから、このあたりを猿楽といい、現在の町名の起源となっております。
ここにある二基の古墳の間を初期の鎌倉道が通っていて目黒川にくだっていました。
渋谷区のように開発が早くからはげしく行なわれた地域に、このような古墳が残されていることは非常に珍しいことです。
渋谷区教育委員会
区指定史跡 昭和51年3月26日指定
雨が降っていてどこか雨宿りする場所はないかと探していたら偶然見つけました笑
場所は旧山手通りに面して建つ代官山ヒルサイドテラスの複合施設の敷地内にあります。
古墳時代の大小2基の円墳がひっそりと残っていて、大きいほうの円墳は昔から「猿楽塚」とよばれ、「猿楽町」という町名の起源となったそうです。
円墳の名称「猿楽塚」の由来には諸説あるようです。「源頼朝がここで猿楽を催したから」とも記載がありました。
この塚に人々が集まってきたんですね。偶然見つけたので嬉しかった史跡でした。
ヒルサイドテラスの敷地の中にある古墳。
古墳は2基存在しており、神社があるものが北塚、もう一つの旧朝倉家住宅の敷地内?にあるものが南塚と呼ばれています。
こんな都会にある古墳なので、期待していなかったのですが、思った以上に立派でちゃんと保存されていて、びっくりしました。
昔からこの地に南北に並ぶ二基の円墳があり、北側に置する大型墳を猿楽塚といいます。6〜7世紀の古墳時代末期の円墳と推定され、渋谷区内の高塚古墳がほとんど失われたなかで、唯一現存する大変貴重な存在です。おしゃれな街にこのような古墳が残っていることに驚きですね
猿楽塚は6~7世紀の円墳とされ、基底部の直径約20メートル、高さ約5メートルとのことですが、発掘調査がおこなわれていないため、詳しいことはわかっていません。また江戸時代の書物は、むかし源頼朝がこの地で猿楽(申楽)を開催し、そのときの道具を埋めたという伝説があるが、疑わしいとしています。また、渋谷の長者がこのあたりで近隣住民と宴を催して楽しんだことから「我が苦を去る」という意味で「去我苦塚」という別称があることが記述されています。
以前と比べて鳥居をくぐってからの階段の手すりや石段も綺麗に整備されました。5㍍の高さの上には小さなお社がまつられています。道路側から少し引っ込んでいるので見落とさないように気を付けましょう