福蔵院

お散歩して鷺ノ宮神社まで行った帰りに偶然通りかかりました。立派な門構えに見とれてしまいました。閉門前だったのでなかまでお邪魔させてもらいました。門をくぐってすぐに赤いよだれ掛けが綺麗なお地蔵さまが出迎えてくれました。その奥に立派な楓の木があり、綺麗に紅葉していました。とても大きく枝を広げています。隣にあるのはカリンの木のようです。黄色い葉はだいぶ落ちてしまっていました。境内は広く本堂の前には梅の木がありました。梅の時期にまた来てみたいです。鐘突堂もありました。水屋の近くにも色々な花木が植えられていました。鷺ノ宮駅の近くから入る門もあるようです。

御府内八十八箇所14番。
鷺宮八幡神社の隣にある。明治になるまでは一帯となっていたのだろうか。
広い敷地に新緑が映えて美しい。
合わせて時を経た仏像石塔がまたいいアクセントになっている。
いい時間を過ごせました。

除夜の鐘を撞きにお参りしました。
騒音など苦情問題になりがちですが、子供の頃からの風習として毎年撞いているので、これからもずっと続けてもらいたいですね。ただ、今回 (2019-2020年) は並んでいる人がいつもの半分くらいで非常に少なかったです。
寒い時期ですが、帽子や手袋を着けたままの方が多いです。仏事の一つですので、日本人なら礼儀をわきまえ、その時くらいははずしてはいかがですか？

江戸御府内八十八ヵ所霊場の参拝でお伺いしました。
真言宗豊山派のお寺で白鷺山正幡寺福蔵院といい、霊場第十四番札所になります。
御本尊は不動明王になります。
お寺の山門までの参道は綺麗に整備され、弘法大師の標石を始め石仏が並んでいる。
山門をくぐって境内に入ると右手に赤い涎掛けを着けた十三仏がある。
忌日を司る仏様で死者の救済 (十三仏信仰) を願って祀られている。
福蔵院はかって隣接する鷺沼八幡神社を管理する別当寺を務めていた、江戸時代には中野区内で唯一、徳川幕府から御朱印地 (七石余) を与えられていた。

This Buddhist temple is beloved by the locals, in winter-spring you can enjoy the peaceful reverence of the different kinds of plum and Sakura blooms and in summer- autumn from the local Matsuri, the deep red of momiji and the yellow gold of the ginkgo leaves.

2018年6月4日、御府内八十八霊場巡り。
御朱印をいただきました。
徳川八代将軍吉宗公の御膳所があったお寺でもあるそうです。
鷺ノ宮の駅からも近く、季節の違う時にまた、来てみたいと思います。