器屋 tuku

Googleマップではこのお店には「金継ぎ」の商品があるようですが、これはGoogleマップの間違いで、このお店には「金継ぎ」はございません。しかし、このお店は日本の陶芸家が手作りした素晴らしい食器を販売しています。

作品はどれも1点1点に個性があり大変素晴らしいです。
ですが今回スタッフの方の対応方法に苦言を呈させていただきたい。

気に入った作品を選び会計をお願いした際の出来事です。
作品をレジに運び、クレジットカードでの支払いをお願いしました。
スタッフの方が、カードを受け取りレジカウンター下のカードの機械を操作していたのですが、トラブルに見舞われてしまったのでしょうか、数分間同じエラー音を店内に響かせて機械と格闘されていました。
私のカード側の問題も考え、他のカードを差し出そうとしましたが、【機械の問題】だと説明されました。
そういった事もあるだろうと、店内の他の作品を見て回りながら待っていました。

それからまた数分が経過しましたが以前同じエラー音のままです。
若い女性の店員さんでしたが、恐らく店長ではないのでしょう。
クレジットカードの機械の使い方もよく知らないのでしょう。

「機械が動かないので上のものと確認します」だったり、
「機械の影響でカードが利用できないので現金でも良いか？」などの声掛けはありません。
私も痺れを切らし現金で払う事を告げ、近場のコンビニまで現金を引き出しに向かいました。

店舗に戻り、現金での支払いをお願いすると、今度はレジが開かないようです。
レジの鍵を何度も回し直していました。
ここでも1-2分経過したでしょうか。
何とかレジが空いたようですが、この時点で最初に会計をお願いしてからかなり時間は経っています。

会計が終わり、領収書の発行をお願いすると、レジから出力した用紙に印がない状態で渡されました。
「印を押さなくても大丈夫ですか？」と確認したところ、印鑑を探し始めました。
レジ周りの備品入れを探していましたが、見つからないようです。

私は彼女に素晴らしい接客をして欲しいとは思いません。
こういった陶芸作家さんの店舗のスタッフをされているぐらいなので、陶芸作家さんなのか、あるいは美術工芸系の経験をお持ちの方なのか、詳しくは存じ上げません。

そういったアート作家気質な方には、接客技術を磨いて頂くより作品の制作に注力されるべきだと思いますので、無骨な接客をされるので大変結構です。

カードの機械と格闘する際に、同じエラー音が出続けているのにも関わらず、上席の方へ連絡して使用方法の確認をするだとかをせず、前述のような声掛けの一言も無いのは流石に愉快ではありません。

ここまで静観していましたが、領収書の印を頂くのに、また数分待つのは耐えられず、購入を取り消して頂きました。
店舗を出て御徒町駅への帰路に着きながら、私も稚拙な行動をしたと１月の冬空を見上げ深く反省致しました。

数年に１度、こちらで素晴らしい食器類を購入させて頂いていたので、今回の出来事は残念でなりません。
また日をおいて素敵な作品を見に伺えたらと思います。

器の底に溜まったトルコ色の釉薬が綺麗な作品を作る作家さんと粉引、点象嵌、銀彩などの技法を使った精確な作品を作る作家さん。
銀の釉薬を使ったもの以外は全て電子レンジ可の陶器。ラッピング、郵送可。
マグカップが多いお店。平皿、丼、飯碗、土鍋、一輪挿し、片口、フリーカップなどなど

二人の作家さんの器やさんです。焼き物好きな方おすすめ