大平山荘

まるっと鳥海のスタンプラリーで立ち寄りました。
鳥海ブルーラインも初めて通りました。まさに山道笑
そんな中出てくるオアシス的存在の建物です。日帰り温泉があるようでしたが、水不足の為お休みしているそうです。

鳥海山の登山口近くにあります。公営のようです。楽天トラベルなどネット予約もできますが、宿泊日が近い時は電話のほうが良さそうです。支払いはペイペイが使えて便利です。
宿泊は２食付で8800円なので、鳥海山の山小屋より安いです。出発が早朝の場合、お弁当の朝食にしてくれます。夕食にビールも頼めるし標高1000メートルなのにお造りもスイカも出ました。
下山後のお風呂は500円、ここしかないのでとても混みます。

秋田県側の登山口の宿泊施設が、寝具持参でシャワーしか使えないのでこちらに泊まって鉾立登山口に移動しました。夏山シーズン中は乗合タクシーが鶴岡駅から出ているようでしたが、大平～鉾立間のみの利用はできません。
鳥海ブルーラインは無料で、2車線あり、夜間の通行も可能ですが、カーブの多い山道です。

登山目的にはオススメの宿ですが、バリアフリーではないので、ご高齢の方との観光旅行が目的なら、下の温泉の方が良いと思います。

初めてシカさんに餌あげしました。
一番大きなシカさんが我先に近寄って来て、真近で見た口元が怖くてびっくりしてなかなかあげられなかった。
けれど、馴れたら餌あげ体験は楽しかったです。

2021年7月に鳥海山登山の前日に宿泊。夕食、朝食、おにぎり弁当の３食付で一人当たり約8,000円。
モンベル会員の方は会員カードをチェックイン時に提示するとミネラルウォーターが１本もらえます。
館内は初見だとちょっと戸惑うかも。私たちが部屋に向かうときも、迷ってる宿泊客がいました。確かに、慣れれば大丈夫だけど、確かに案内板があるわけでもなくわかりにくい。
部屋は年期が入っていますが、一般的な温泉旅館と同じです。広さも10畳＋板の間で十分な広さ、冷蔵庫あり、扇風機あり、エアコンなし。トイレ、洗面は共同。この日は窓を開けてても暑くて、風通しのために部屋のドアを開けっぱなしに（角部屋だったので）。
食事はやはり下界と比べればイマイチです。山小屋で、この値段なので贅沢は言えないでしょう。…けど、ちょっと残してしまった。
食後は展望台へ。この日は天候はばっちりで、夕日も男鹿半島も見えました。そして、すごくツバメが飛んでいる。かわいい！チェックアウト時に気が付いたけど、このお宿の庇部分にたっくさんのツバメの巣。なるほどね～。
また、すぐ近くに鹿公園があります。鹿せんべいはフロントで購入可能。こういうの、買っちゃうんだよね…。鹿さん、こまめに掃除されているようで匂いもありません。金網越しではありますが、小鹿も見れて満足。
やはり、場所柄登山客の利用が多く、早朝出発を希望される方には、朝食をおにぎり弁当にしてもらえます。夕食時に渡されます。
鳥海山登山の前泊としては最高の場所だと思います。

建物は大きいですが位置付けは鳥海山の山小屋ということです。ホテルのような設備を期待してはいけませんがロケーションや食事、トイレやお風呂はホテルと遜色ありません。
大平山荘からみえるサンセットは町を見下ろす日本海に沈んでいくので絶景です。

夏は暑い。エアコンなしなのでキツイ、昔はちょうどよかった。食事、風呂共にこの値段で、鳥海山にアクセスできるなら問題ない。
でも夏は暑い。
現在一部の修繕中、2021/08時点。

お隣には大物忌神の中の宮がひっそりと佇んでいます。1974年に鳥海山が噴火し、本宮への参拝ができなくなったため、大平山荘に隣接して中の宮として建設されたものだそうです。
お土産もこじんまりしてて、昭和を感じる施設でした。

鳥海山山形県側から八号目付近。庄内方面の景色が良く、湧き水のお風呂も、気持ちいい。レストランも有ります。６月位から、夏の間、鹿にえさ、鹿せんべいを挙げる事が出来ます。愛らしい鹿に、癒され、鳥海山に癒されて下さい。