羽黒山正善院黄金堂
住所 | 山形県鶴岡市羽黒町手向手向232 |
電話 | +81 235-62-2380 |
サイト | hagurosan-shozenin.or.jp |
カテゴリー | 仏教寺院, 観光名所 |
評価 | 4.6 7 件の口コミ |
Shozen'in Temple Koganedo | |
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羽黒山正善院黄金堂 件の口コミ
7 出羽三山の八方七口の一つ、手向集落に唯一残る寺院。
もともと、出羽三山は熊野修験道の流れを汲む修験道の聖地でしたが、中世以降は江戸幕府の意向を受けて天台宗がメインになります。手向では、天台宗の寂光寺がメインの寺院でしたが、明治以降は神道化され、現在の出羽三山神社へと姿を変えることになります。
手向集落の宿坊もほとんどが神道になりますが、唯一寺院として残ったのが正善院で、黄金堂内には廃仏毀釈の難を逃れた羽黒山の仏像などが安置されています。
常に日本の縁辺部にありながら、中央政府の政策に左右されてきた羽黒山の歴史を端的に物語る寺院だと言えます。
小学生の時、町内会の旅行で訪れたのが最初だと思う。羽黒山が神仏混淆の時代には多くの寺院があったせいか、昔はこの辺りで花まつりパレードが行われたと記憶する。鎌倉から土肥次郎實平が羽黒修造の奉行として下向の際に建立と聞く。實平は頼朝の信任厚く、鶴岡八幡宮造営にも寄与したらしい。
雪降って寒かったけど。静かで空気が澄んでて気持ちがゆっくりしました、御堂がしまっていたため。中は見れなかったのが残念、温かくなったらまたお参り行きたいです
2019年9月14日 (土) 出羽三山ツアー2日目
羽黒山三神合祭殿に祀られていたご本尊が神仏分離・廃仏毀釈で破壊されずに保存されている奇跡に感謝。
明治維新の後に新政府が行った天皇崇拝の偏った神道重視が、日本全国津々浦々の寺社を破壊するに至り、それに際して東北の地方においても他同様の破壊活動が行われた事実を痛切に感じさせられました。
せっかく羽黒山に訪れたなら、立ち寄らなければあまりにもったいないスポットです。
決して大きくはないお堂の中は密教の神秘的な空気であふれています。
愛染明王、三宝荒神、荼枳尼天、宇賀神などの普段あまりお目にかかれない仏像や
迫力の宇賀弁財天、大黒天、三山本地仏を拝むことができます。
仏像に興味のある方には、とくにオススメです。贅沢な空間であること間違いありません。
授与所の方も親切で、また訪れたくなる場所です。