旧風間家住宅 丙申堂
住所 | 山形県鶴岡市馬場町1−17 |
電話 | +81 235-22-0015 |
サイト | heisindou.wixsite.com/chion |
カテゴリー | 史跡, 観光名所 |
評価 | 5 5 件の口コミ |
Kyukazama Jyutaku HEISHINDOU | |
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旧風間家住宅 丙申堂 件の口コミ
5 風間家7代当主の幸右衛門が明治29年(1896年)に建設した住居兼店舗で、国指定重要文化財。入館料800円です。丙申(ひのえさる)の年に作られたことから、丙申堂と呼ばれています。
見どころは、杉皮葺きの石置屋根と台所の大空間を支える木造トラスだと思いますが、室内の装飾や風景の切り取り方も非常にセンスがよく、日本家屋にも関わらず、現代でも通用するモダンな印象を受けます。ガイドの方に丁寧に案内していただけますので、非常にわかりやすく見応えがありました。
風間家は、江戸期は庄内藩の御用商人でしたが、明治以降には庄内地方では酒田の本間家に継ぐ大地主に成長し、荘内銀行の前身である風間銀行を設立します。戦後の農地解放により、本間家は没落する一方、風間家は、民間事業行う金屋株式会社と屋敷の維持運営など公益事業を行う公益財団法人克念社に経営を分離することで、うまく生き残ることができ、そのため、このお屋敷も非常に質のよい状態で残っていると言えます。
現在の荘内銀行に連なる、鶴岡一の豪商であった風間家が明治29年に建てた、極めて印象深い邸宅。特に庭を中央に配した主屋の翼棟にあたる木陰の小座敷が美しく、映画『蝉しぐれ』でも使用されている。隣の「釈迦堂」も風間家の別邸であり、同じく見る価値があるが、(何かのお堂かなんか?)とかぐらいで通り過ぎていたのには返す返すも悔やまれる余り、訪問時には併せて4時間も長居したし、それでも飽きないほどに別格に美しい。鶴岡に来たら必見である。それはまた、現在もきちんと手入れがされていて「生きている」が故でもあり、常駐する多くのスタッフの方がにこやかに迎えてくれるのも自信とこの感動を分かち合いたいという願いの現れに違いない。帰る時はそんなスタッフの方に自然と感謝できる、清々しい瞬間でもある。
この屋敷を見たくて鶴岡まで行きました。庄内銀行を作った風間家の屋敷で4万個の石が杉皮屋根の上にのってます。鶴岡市所蔵かと思ったら法人にして管理しているそうです。屋根の吹き替えの労力とお金を考えたらよくやってるなと思いました。2階から高性能スマホを落とし石に当たりましたが、幸いにも動いてます。
Beautiful place! There was no explanation in English, but the staff was very kind to print out a translation and offer us a visit in Japanese with some English. The renovation work they did on the roof is very impressive!