弥陀ヶ原

月山登山のスタート地点として2021/7に訪れました。
梅雨明け直後で、清々しい天気の中、木道を歩いて風景を楽しみました。
トンボ、蝶が飛び回り、点在する池塘にはサンショウウオ。
水芭蕉（もう終わりの頃でしたが）やワタスゲ、ニッコウキスゲも見ることができ、湿原を一回りするだけでもかなり楽しめると思います。

この日は大雨の後でやっと月山8合目駐車場までたどり着きました。
遊歩道を1時間半程あるき、神社で御朱印をいただき駐車場にもどしました。
月山への身近は舗装されているものの、道が狭く観光バスも来るので土日祭日は夏場は渋滞しますので、大変時間がかかります。
神社の休憩所もマスク必要ですので、持ち歩くのが無難です。
8号目駐車場トイレは100円かかりますので、前もって準備をしておくと良いですね。

月山八合目に広がる湿原です。
月山の山頂や遠くに鳥海山の絶景を見ながら、さわやかな空気を胸いっぱい吸って歩けば、日常から解放されて心も弾みます。
大小さまざまの池糖がきらきら輝き、青い空と白い雲を写し、弥陀ヶ原の景観をより一層、豊かにしています。
湿原はニッコウキスゲやミズバショウなど130種類以上の花が咲き誇る日本有数の高山植物の宝庫です。
標高1360mの寒冷地帯だから、草木は枯れても腐らず、春には枯れた草木をかいくぐり、新しい植物が芽吹く。枯れ草が新しい命の基盤となっていく。
この湿原には悠久の時を経た生命のサイクルが宿っています。

弥陀ヶ原から約2時間で月山頂上です。朝日や飯豊連峰を見渡す素晴らしい展望で、静かな山旅ができます、ガンバッテ歩いてみましよう。

行った日は、風、あめ、霧で視界不良で、観光写真の絵とは程遠い状態でした。いつもの事なので、準備に抜かりなく無事帰還。

自分が行った日が天候に恵まれたせいか、素晴らしい経験ができた。
8月のお盆に行ったが、寒いかなと思ったが日中はそんなことなく、汗ばむくらいでいい登山ができました。
あたり前かもしれないが高山植物が自生しており、普段目にする植物ではないだけでもある意味別世界でした。
また、タイミングを見つけて行きたいと思う、そんな所です。