羽黒山 鏡池

Sep'11.2022 参拝並びに画像撮影。
拝殿側からだと、藻の蔓延った小沼にしか見えない。
対岸に渡って一対の龍柱、昇り竜と下り竜に挟まれながら見渡すと、このロケーションの意義がようやく分かる。拝殿がカメラにしっくりと収まるし。
惜しむらくは、「鏡池」と称されるほどに湖面が整っていたら、富士五湖からの鏡富士のような展望が楽しめたかもしれない。
藻のおさまった融雪期の眺めは、また格別かもしれない。

4月でも池は見えません。行くなら5月以降でしょうね。

羽黒山の地主神である羽黒神（龍神・九頭龍）が住まうとされる池です。この鏡池と、その水面に映った三神合祭殿を拝するのが、参拝の作法とのことです。

羽黒山の山頂にあるこの鏡池自体が、ご神体とされますが、蓮の葉で覆い隠され水面を見ることが出来なかった。

この池から沢山の鏡が出てきたようです。龍神が住む池なので、色々な願いや御礼等をこめていたんでしょうね。歴史を感じましたね。

私の大好きなお菓子の一つに「つるおか菓子処 木村屋」さんの「古鏡」があります。このお菓子は、羽黒山山上の鏡池から出土した古鏡をかたどったものだそうです。鏡池からは平安・鎌倉・江戸時代中期までの鏡が数百枚発見され、そのうち百九十面が重要文化財に指定されています。