水窪ダム

昭和45年（1970）に施工、昭和49年（1974）に貯水を開始した農業専用ダムです。現在は、上水道や工業用水への供給し発電も行っているため多目的ダムになっています。コンクリートを使ってない岩と土で出来ています。農業専用ダムだった当時は、日本一の貯水量を誇っていました。

元々、農業地帯だった山形県置賜地方は、水の利権があり、農業地区ごとの争いが起きてました。昭和33年（1958）の旱魃がダム建設の要因となり、ダム建設の計画が持ち上がって行きました。刈安川を堰き止めたため、水窪村、前ケ沢村、中荒井村がダムに沈みました。

関根地区の多くの歴史資産や環境の変化を犠牲にしましたが、このおかげで置賜地方の水による争いがなくなり、農作物の生産高も飛躍的に向上しました。竣工までかかった予算は当時の貨幣価値で以下の通りです。

工事費34億円
用地買収補償18億円

なお、このダム底には徐々に土砂が堆積していて、あと20年ぐらいで使用できなくなると言われています。

豊饒の湖（ほうじょうのみずうみ）という別名もあり、ブラックバスやワカサギ釣りが有名です。周辺の交通量は少ないので、ドライブやツーリングにも最適です。
米沢市とすれば、ダム周辺も観光地として有効利用したいところですね！

GW前後には雪解け水で増水
樹木の根元が水に隠れる
水没林が観れる
管理事務所のインターホーンで
確認後、トイレは借りれるものの
売店も無く
ただただ、自然の中に居ることを
感じる場所

１０月初日晴天のなかソロツーでトトロの森に行く途中に休憩で寄りました。
湖畔沿いは対向車も無く走りやすい道でした。
静かな湖畔に鳥のさえずりだけが聞こえます。駐車場以外にトイレや自販機もありません。
一時でしたが、癒やされた休憩でした。

すっごい静かな場所です。時々バイクや車が来るくらいです。近くにはコンビニもトイレも無いです。ダムを見る以外何も出来ないですが、たまにはそーゆーのもいいのかな？なんて。
2022 10.2

お天気良ければ周辺の林と空がダム湖面にうつってとてもきれいだと思います。やや曇り＋逆光でキレイに撮せませんでしたが、朝5時頃は空と湖面がピンクとブルーに染まり周辺の緑にはうっすらと靄がかかりとてもきれでした。

ワカサギ釣りの楽しめる所です。駐車場より道なりに歩くと降りて行けますが、足元が滑り安いので、注意して降りて下さい。氷上ではスノーシュー着用でお願いします。釣り券は、桑山のファミリーマート、現場売りで買えます。料金は、コンビニ、現場売り1200円になります。トイレは有りませんので、早めに済まして下さい。初めて釣りをする方にポイント、初めに、いろいろな人から情報を入手した方がいいと思います。ゴケ穴にもたまに いますのでやって見る価値はありますよ。

米沢駅から歩くと1時間以上かかります。起伏に富んだなかなかの眺め。
この地域の農業用水の割当で揉めてきた歴史で悲願のダムだったと書いてありました。
ダムに自販機はありませんでした。
ダムの堤体を渡ったさきの小さな広場脇の林道は私有林のため進入禁止とのこと

東北中央自動車道を福島市から米沢に向かい，長いトンネルを抜けると，左手に見える湖を作るダム。
灌漑，工業水道，水道用の県営のダムで，発電はしていない。
何もない，トイレもない。あるのは，完成を記念した石碑のみ。
その何もないのも，シンプルで良い。
放流用の水路や，遮水弁を近くから見られるので迫力を味わえる。

４月末まで湖岸の県道は冬季通行上ですが、13号国道から農道を通ってダム湖の東端まで車で行けました。春限定の瑞々しい青葉の水没樹が見られます。また岸辺の浅瀬では間近で鯉が沢山跳ね回っていてビックリです。