大寶館
住所 | 山形県鶴岡市馬場町4−7 | ||||||||||||
電話 | +81 235-24-3266 | ||||||||||||
時間 |
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サイト | www.tsuruokakanko.com/cate/p0008.html | ||||||||||||
カテゴリー | 地域歴史博物館, 観光名所 | ||||||||||||
評価 | 4.4 7 件の口コミ | ||||||||||||
Taihōkan | |||||||||||||
近くの同様の会社 致道博物館 — 山形県鶴岡市家中新町10−18 |
大寶館 件の口コミ
7 大正天皇の即位を記念して大正4年(1915)に建てられた、赤いドームと白壁が特徴の洋風建築物。開館当初は物産陳列場、戦後は市立図書館として利用され、現在は、明治の文豪・高山樗牛や日本のダ・ヴィンチといわれた松森胤保など、鶴岡が生んだ先人たちの偉業を讃える資料を展示しています。
お伺いした日は年末で休館中でした。
戦前からの歴史的建造物を利用した郷土人物資料館。展示はなかなか充実していますが、なぜか鶴岡出身で、かつ戦後最高の作家の1人でもある丸谷才一さんの展示がありません。
鶴岡城址公園、致道博物館とも近いのでまとめてまわることもできます。
鶴岡ゆかりの著名な人物を紹介している施設。その中に『上海』や『旅愁』で有名な作家の横光利一 (1898-1947) がいる。横光自身は本籍は大分県で、生まれたのは会津とのことだが、妻の日向(ひなた)千代さんが鶴岡出身ということで紹介されている。しかし実際、ある意味、牽強付会を冒してまで大寶館が紹介したかったのは、横光よりかは日向千代さんであり、写真を見てはその美貌と気品に衝撃を受けて絶句。(世の中にこんな美しい人がいるのか)というのが素直な感想である。館内には千代さんに初めて会った横光の感想が紹介されてもおり、曰く
「すらりと藤のように立ってゐた
ー 貴品がある。紫だ ー」(『火の点いた煙草』)とか。作家といえども表現しきれていない気もするが、写真だけでもその美貌と気品、天稟が伝わるほどであって、直接会った時の衝撃たるや想像に難くない。自分も前日には酒田の相馬楼で舞妓さんの美しさに卒倒悶絶したばかりであり、「人生の歓びとは出会うこと」だとしたらなにもこの歳になってと不運を嘆くばかりである。だからこそ、そうなる前に訪問しておくべきところと信じる。
鶴岡城内に建つバロック様式を模した擬洋風建築で、ルネッサンス風のドームをのせた赤い尖塔屋根と真っ白な壁が特徴的です。大正天皇の即位を記念して大正4(1915)年に建てられたそうです。内部は、偉人の業績を紹介する「郷土人物資料展示室」として活用されています。入館料は無料です。
建物の形が面白く、中はいろいろ『鶴岡市を盛り立てた人達』が紹介されていました。平種無柿を改良された方の写真を見た後のお昼ご飯でデザートに柿が付いたのを見たら『あーっあの酒井さんが改良した柿の子孫かぁ?』と思いながら食べました