古宮公園(白山比咩神社旧跡)

2023年8月14日

白山信仰は、石川、福井、岐阜の3県にわたって聳える霊峰・白山を神体山とする山岳信仰。

白山神社の奥宮は白山の主峰・御前峰（標高2702m）に鎮座する。
奥宮を目指す「馬場」と呼ばれる登拝口が加賀 (石川県) 、越前 (福井県) 、美濃 (岐阜県) にある。
加賀馬場に鎮座する白山比咩神社が白山神社の総本宮で、加賀国一宮。

中世まで、白山比咩神社は現在の社地から山を少し下ったところにあった。
文明12年 (1480) 、大火によって旧社地にあった四十有余の堂塔伽藍が悉く焼失したため、現社地に遷座した。

白山比咩神社を参拝した後、旧社地に設けられた古宮公園に立ち寄った。
眼下を手取川が流れていた。

白山に源を発し、山間を流れてきた手取川は、古宮公園の脇を過ぎたすぐ先で加賀平野へ流れ出る。

白山比咩神社の旧鎮座地（古宮）が整備されて公園になっています。
神社が火災で焼失・移転したのは文明12年（1480年）と言いますからずいぶん昔の話です。
現在は公園内に水路工事の竣工記念碑や当地ゆかりの人の顕彰碑などいろいろなものが立っています。
手取川の眺めがよく、広場や遊歩道もあってゆっくりくつろげそうな公園です。春はお花見もできそうですね。

2018年ごろ訪問
歴史的には白山比咩神社のかつての本宮所在地です。
戦国時代に火災により焼失した後、ここに再建される事は有りませんでした。
本宮はかつての三宮に移転し、当地は用水の取水所にもなったためと考えられます。
皮肉にも加賀一の宮駅はここに作られました。
ここには取水所に関しての説明はあったのですが
かつての本宮所在地である事の説明が無かった事は寂しいです。

公園は現在整備中のため、入れませんが、一宮駅跡や遊歩道が良いです。

Its like very old and abandoned. But the design is beautiful.

近くの歩道や自転車道が整備されました。

子供の頃よく遊んだ小さな公園️
最近になって整備されたようで懐かしい公園です