黒島天領北前船資料館

海に面した港町だろうと通り過ぎようとしましたが、町全体に異様な雰囲気を感じて思わず、車を停めて立ち寄りました。
集落の家という家が全て黒い屋根瓦に木板の壁で統一され、落ち着いた雰囲気で昭和の町のようです。

室町時代から日本海側の物流を担ってきた「北前船」の船員が暮らした町で、江戸時代には「黒島天領」として幕府直轄地になり、明治初期にかけて最も栄えた歴史があるそうです。
こちらの北前船資料館や旧角海家住宅で、そうした歴史を学べます。歴史を知ってから町を散策すると、高台のお寺に供養碑が立っている由縁などもわかります。

2007年の能登地震の被害を受けたものの、景観を保って見事な復興をとげ、2009年に重要伝統的建造物群保存地区に指定されたそうです。全国的にはあまり知られていませんが、これから有名になっていくと思います。

丁寧に説明していただき、勉強になりました！
もっと上から写真を撮りたかったけど
暑さとレンタカー戻しの時間が迫ってて断念。

スイーツメニューは無いがめちゃウマで全部持ち帰らせて貰いました　コーヒーもちゃんとしてて美味しいです

統一感のある街で、とても美しい景観が楽しめるフォトスポットです。
地元の方に迷惑がかからないようにしましょう。

旧角海家と併せて見学できます。
かつては、北前船で儲けた豪商の家で、明治以降には銀行として利用された建物のため、敷地も広く、見ごたえ十分。

地元住民の方々が日替わりで、持ち回りで案内してくれます。地元の人たちとコミュニケーションが取れるのも大きな魅力。

北前船についての資料はもちろん、祭りの山車 (実物) も見ることができます。