金沢市老舗記念館
住所 | 石川県金沢市長町2丁目2−45 | ||||||||||||
電話 | +81 76-220-2524 | ||||||||||||
時間 |
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サイト | www.kanazawa-museum.jp/shinise/top.html | ||||||||||||
カテゴリー | 地域歴史博物館, 博物館, 観光名所 | ||||||||||||
評価 | 3.9 11 件の口コミ | ||||||||||||
Kanazawa Shinise Memorial Hall | |||||||||||||
最寄りの枝 前田土佐守家資料館 — 石川県金沢市片町2丁目10−17 前田土佐守家資料館 |
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金沢市老舗記念館 件の口コミ
11藩政時代からの薬種商であった「中屋薬舗」の建物を昭和62年、金沢市が中屋家から寄付を受け、文化財的に価値のある外観を保存し、藩政時代の商家の面影を残すとてもに伝統的な町民文化を展示する建物で1階は店の間、茶室、おえの間、座敷、があり、2階は金沢の伝統的な町民文化を紹介する展示場になってます。
予想を越えて、行って良かった場所です。少し加賀手毬が見れたらいいなと思って、あまり時間が取れずに訪れましたが、もっとゆっくり訪れたいと思う場所でした。
時間が無くて、タクシー会社の電話番号を伺った所、受付の方が呼んで下さり、その分ゆっくり見る事が出来ました。受付の皆さんが親切で、雨でしたが温かい気持ちにさせて頂けました。目の前にはバス停もありました。
入場料100円ですが内容は充実していました。元々薬屋さんの建物を移築した資料館、
一階は昔の薬屋さんの佇まいや当時の薬の原料とか並んでいます。
二階は当時の嫁入り道具とか長年続いている伝統的な老舗の物とか色々展示してあります (写真参照) 。
30分見ても飽きない位は充実していました。
看板にミシュランのがあり、何かと思い予備知識なしに見学しました。中はそこそこ広く、1Fは薬屋の資料や建物の部屋と茶室、2Fは金沢らしい伝統や、行事、産業の紹介が見られました。
吹き抜けの玄関の作りや庭も見られて素晴らしですし、お菓子でできた豪華な花神輿や、の能登印刷株式会社が開発した「ハイファイン・ジクレ版画」の絵の展示、蒔絵は山本春正のものが展示されており、100円でこれだけ見せてくれるとは驚きでした。
また、受付の女性の方がとても親切で丁寧、しぐさや物腰の柔らかさもとても印象的でした。なるほど・・・ミシュランの
藩政時代に加賀三家(中屋、宮竹屋、福屋)と呼ばれた薬種業の中屋の店舗建物を移築し、店の間が復元されて資料展示館となっています(入場料は100円で斜向かいの前田土佐守家資料館とのセット券は350円でした)。
元は商店が集積していた南町(みなみちょう 尾山神社の南側で香林坊の北側一帯)にありましたが、今は武家屋敷跡が多く残る長町に移築されています。
中屋は1579年(天正7年)に南町で薬種業を創業し、代々伝えられてきた混元丹の製造販売や医王山などで採れる薬草を販売していましたが、江戸時代初期の寛文年間に前田綱紀公より前田家伝来の加賀三味薬といわれる紫雪などの製造販売を許可され、以降近代まで製造販売が続けられました。
こちらでは当時のお店の様子が忠実に再現されていますが、当時からの「薬の製造、販売道具」は国の登録民俗文化財に指定され、金沢の薬の伝統的な製造や販売の実態を知ることができる貴重な資料となっています。
なお二階は金沢に数多くある老舗に伝わる生活諸道具などが展示されています。
特に幾つもの部屋に「花嫁のれん」が展示されています。加賀藩の嫁ぐ女性が実家の家紋を二つ染め抜いた華やかなのれんを嫁入り道具として持参し花婿の家の仏間の入り口にかけ、玄関での合わせ水の儀式の後、両家の挨拶の後に花嫁はのれんをくぐって先祖の仏前に座ってお参りしてから結婚式が始まるというものだったそうです。今もこの風習は一部地域の旧家などでは大切に受け継がれているとのことです。
昔の薬屋をそのまま再現してるらしい
薬屋に関する物、大工道具など色々な物があって、
その中でも私は薬を入れる袋のデザインが現代にはない様式で見入っていた。
大きな花も飾られていたが、驚くことに飴細工らしい。
昔のお薬やさんの建物とお道具をみることができます。薬を丸める道具や数える道具を見たら思ったよりも昔のお薬は小粒だったようです。『仁丹』ぐらいって、仁丹も薬か。大店だったんだなぁと思える大きなお店です。お庭に出られるように下駄を用意してくださっていておもてなしの気持ちがうかがえます。お庭はごりっぱですが、京都の庭を見慣れているので、手入れにスキがあるように思われました。二階には立派な加賀てまりが飾られていました。てまりの作り方も紹介されていて「やってみたいな」と思いました。
江戸時代に創業した商家・中屋薬舗の建物を移築した施設で、当時の店の様子を再現し薬の製造や販売の道具が展示してある。2階の金沢老舗百年展では、老舗連の道具類を展示している。水引細工など、他にもさまざまな展示がある。
中屋は石川県での知名度は高く、地元のテレビ局で流れていたCMソング、な~か~や~の混元丹のメロディーは、40代以降の石川県民のほとんどが知っているお店です。
施設は建物1,2階と小さいお庭を見て回る感じで、軽く見て15分、じっくり見て30分くらいで観覧できると思います。
私と妻の二人で行きました。私たちが入館したときはたいした挨拶もない。そのあとに若い女性二人が入ってくると、館員の方がぴったりくっついて懇切丁寧に解説。何この対応の差は? まぁあそこまでくっつかれると私たちも困りますが.
江戸時代の薬屋を移築した歴史ある建物を使い、当時の薬の販売風景を再現していたり、豪華絢爛な金沢の結納に関する展示物など、ワンコインで見学出来るのが信じられないほど良かったですね。
スタッフさんの会話もとても好感が持てて、短い時間でも立ち寄れるようであれば見学オススメです。