Installation Table ENSO L'asymetrie du calme

インスタレーション、と名がつくくらいなので、一皿ひとさらエンタメになっていて楽しい。熊の肉をこちらで初めていただきました。臭みがなく、美味しく感じました。本日のコースのメニューがイラストで紹介され、どんなお料理になって出てくるのか、新しいお皿が提供される度にワクワクしました。

金沢にあるフレンチのお店。
ミシュラン２つ星で食べログでもフレンチWEST百名店に選ばれてる人気店。

オープンキッチンであまり堅苦しい感じはない雰囲気の店内。

メニューは絵で素材が描かれていて
待っている時間に想像して楽しみました。
料理によってはシェフが仕上げにテーブルに来ます。

今現在、ランチもディナーも16,500円のコースのみになります。

今回、スパークリングワインに赤ワインと白ワインを頂いて2人で5万円くらいでした。

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モダンフレンチ【Installation Table ENSO L'asymetrie du calme】金沢

明治時代の元洋裁学校をリノベしたレトロでオシャレな空間で頂く地産地消フュージョン料理 Installation Table ENSO L'asymetrie du calme 。

金沢駅からタクシーで10分ほどの片町近くの池田町にあり、冒頭でも書いた通り明治時代の建物をリノベしたレトロな空間。

カウンターキッチンになっていてうなぎの寝所のような縦に長い店内のレイアウト。手前からカウンターキッチンが広がり奥にテーブル席がある。

ENSOで頂ける料理は地元金沢や北陸の恵まれた環境で取れる食材を使った地産地消のフュージョン料理。
メニュー表は食材の絵が描かれており何が出てくるか楽しみにしながら待つ。
複数の食材や食感や味付けを組み合わせる複雑なアプローチが楽しめるモダンフレンチ。

加賀蓮根
刻んだ加賀蓮根と海老のすり身を球体にして大葉で包んで素揚げ。生雲丹を乗せてフィンガーフードで。
大葉の香ばしい香りがよく蓮根の食感とフワッとした海老の食感も楽しめる一品。

根セルフィーユ
キューブ状に仕立てたセルフィーユのムースにトリュフの香りの飴でコーティングし更に上に削ったトリュフを乗せて。
セルフィーユのしっとりした甘みにパリッと割れる飴からもトリュフの香りがしっかりした面白い料理。

加能蟹
石川県加能蟹のビスク、ガレットで蓋をして。
蟹の旨みがふんだんに感じてさらっと頂けるビスク。ガレットの食感も良い。

フォアグラ
生クリームバターを合わせて作ったパルフェに玉ねぎチップとピューレを伸ばして。根セロリのピューレ、特産の干し柿を合わせて、上にはフレーク状にした銀杏を乗せて。
サクサクの食感の生地に濃厚なフォアグラの旨みと塩気に甘みある玉ねぎピューレと干し柿の甘さが加わり口の中で様々な味を楽しめる。

お米
米と菊芋のフランに能登鰻を乗せて。鰻から取ったコンソメスープにフリットにしたお米を散りばめて。
洋風茶碗蒸しのしっとりしたフランにコンソメのコクのある旨みがある。さっぱりし過ぎてる感もあったのでもう少しコンソメが濃厚なら良かったきも。

能登岩牡蠣
低温調理して生に近い食感で火入れ。牡蠣の出汁とサワークリーム、キウイフルーツピューレ、ハーブを乗せて。右手に牡蠣クリームをサンドした牡蠣マカロン。
牡蠣マカロンは磯の香りもしっかり感じる牡蠣の旨みが詰まったマカロン！かなり美味かった！
牡蠣はサワークリームのフレッシュ感と酸味が良く低温調理したとは思えない生の食感がありながらもニュルッと感はなく弾力も最高。

七尾鰯
鰯の身を藁でスモークして炙り、ラタトゥーユ、竹炭を練り込んだパン、エゴマの葉で包んで、赤紫蘇のパウダーで。
藁のスモーキーな香りが口の中に広がり鰯のみ脂の乗りも最高。

加能蟹
加納蟹ブリュレ、キャビア、柑橘の泡を合わせて山葵菜を添えて。
泡と一緒に爽やかに頂いたり、キャビアと合わせて塩気と旨みを増幅させたり合わせ方を変えながら楽しめるブリュレ。

月の輪熊
白山の月の輪熊ロースのコンソメしゃぶしゃぶ、平茸、しめじ、ネギと一緒に。
ロースの脂の甘さに赤身のしっかりした食べ応えのある熊肉を堪能できるしゃぶしゃぶ。あっさりめのコンソメと合わせて。

ビーツ
豚肉とビーツとマッシュルームのタルタル。
あんがと農園のビーツをすりおろし刻んだマッシュルームにスモークを。梅山豚の黒豚のラグーにしてタルタルに。マスカルポーネのクリーム、カレー風味のパン粉をふりかけて、能登白衣モーリー麺を合わせて。
モチモチの麺にマスカルポーネ、豚の脂が絡み合い美味い。色んな食感や風味が味わえる。

平鱸
輪島のポアレにして縮みほうれん草、富山氷見ムール貝、あおさのりベルモットソースで。
身はしっとりふっくらしていて皮面は香ばしく、魚介のきいたベルモットソースが王道フレンチ感も楽しめて良い。

石黒農場のホロホロ鶏
胸肉のロースト、ホロホロ鶏もも肉メンチカツ、椎茸のコンフィ、ペコロスのソテー、レンズ豆、浅利と唐辛子のペースト、キャラメリーゼした落花生、ホロホロ鶏のソース
かなり柔らかくジューシーに仕上げられたホロホロ鶏はジューシー。濃厚な鶏の旨みも詰まったソースが美味しかった。

洋梨
・洋梨と柚子のスフレ
フロマージュブランのムース、ルレクチェをスライスミントを添えて、
・洋梨のアイス
ラフランスのアイス、ルバーブのピューレ

和紅茶
フルーティな和紅茶は水出しにする事ですっきり頂けて口の中もさっぱりする。

小菓子
・ホワイトチョコのボンボン
能登塩のリキュールを入れて。
・林檎タルト・タタン
・金沢蜂蜜の白いマシュマロ、ラズベリーピューレのラングドシャ

フレンチならではの拘りは、最もここが感じられて好みです。
家族では行きづらさがあるので、
基本、友人の中でもこの人なら。。。
みたいなチョイスまでしてしまう笑
料理もとっても美味しいです！

北陸に行くとなりまず行きたい！
と思いついたのがここ、
Installation Table ENSO L'asymetrie du calmeさん

インスタレーションテーブル エンソラシンメトリー ドゥ カルムと読みます 。
「インスタレーション」とは、空間全体を作品と
して体験させるという芸術用語だそう。

こちらもミシュランのお店。

明治時代、洋裁学校だった洋館をリノベーションされたお店なので
趣があってとても素敵。

オープンキッチンで席間が広～いテーブル席は満席。
人気ですね～ 。
ランチは控えめな
【Déjeuner】7,700円（税込）

それとスパークリングワイン

【Verre vin mousseux】1,980円

そして目の前にあるイラストはメニューです
それぞれのお皿に使われる食材だそう
楽しい～～～。

・アミューズ

加賀蓮根と海老のすり身に大葉をからめて
素揚げしてます
上質なうにがトッピングされてて
口に入れると大葉の香味・海老の
旨味がど～んと押し寄せてくる～
そこにレンコンのしゃきしゃき食感と
雲丹のとろり～んのコントラストがやばい！
なにこれ～～～～ヾ (≧∇≦*) 〃
いきなり目をむくおいしさ！！

・アミューズ

マスのリエットとほうれん草です。
クセが全然なくて風味の重なりにびっくり！
なにこれ！！
またまたやばい～～～ヾ (≧∇≦*) 〃

・アミューズ

じゃがいもを細切りにした素揚げと
牛蒡のピューレにサマートリュフです。
さっくさくのじゃがいもがクリスピーで
香り高い。
それに負けないトリュフの香りにう～っとり。
ごぼうの野性味がたまりません！

次は宝箱のような箱が目の前に。

・とうもろこし

ぱかっと開くとポレンタの中にとうもろこしの
ムースやフォアグラ・ヤングコーン
そらまめが！！
これは楽しい～！
食感がいろいろ違って楽しすぎる！

・すいか・じゅんさい

他になんか魚が入ってたけど聞き漏らしました
ます？
美しい赤いスープが素敵です。
さっぱりしつつ甘い。
スイーツではないうま味の甘さに悶絶！
なにこのバランス！
天才？

・鮎　ベニエ

中にアイスが入っていて、鮎の大人なうま味と
ベニエを繋いでます。
さっくさくで香ばしくてこれもやられる～。

・いわし

鰯・ラタトゥイユや竹炭パンを
えごまで包んでます。
えごまってえぐみがあってっちょっと苦手。
ところがこのえごまがおいしいの！！
鰯の濃厚なうま味と脂がえごまとめちゃ合う！
ラタトゥイユの複雑な甘みや旨味がそれを
包み込んでやばい！！
やっぱここのシェフ天才すぎる～～ヾ (≧∇≦*) 〃

・能登ビーツとマッシュルームと梅山豚のラグー

梅山豚をタルタルにしてビーツやクリームチーズが入った不思議な麺。
カレー? クミン？風味でこれもツボに入る～！
なんておもしろいお料理！

・くろむつ　白いんげんと胡桃ソース

うわ～、めっちゃ脂乗ってる！
そのままでもめちゃうまだけどソースを
つけていただくと旨味が変わってまた
楽しい～～～！！

・ホロホロ鳥 胸のロースト

インカの目覚めのピューレが添えられてます。
丸いのはホロホロ鳥のメンチカツ。
ぴりっと辛いな万願寺唐辛子のソース？
ピューレ？をつけていただくと味変に
なっておいしすぎ！
ウマ━━━━━d (≧∀≦) b━━━━━イ!

・さくらんぼと紫蘇のムース　桃のアイスクリーム

夏らしいさっぱりしたデザートです。
紫蘇が前にですぎないけど風味豊かで
後を引く。
そこに優しい桃のアイスがふわっとリセット。
これもかわいくておいしいわ～～。

・クレームダンジュ

わぁ、またデザートきたヾ (≧∇≦*) 〃
さっきのはさっぱりだったけど今度は
しっかり甘いまろやかなクレームダンジュ。
とろける食感にめろめろ。
ふぁっと消えてしまう。。。
あかん子や～～～ (ノД`) ・゜・。
もっと残ってて～～～～ (ノД`) ・゜・。

ドリンクは
・コーヒーチョイス。

ほどよいコクがおいしい。

・ミニャルディーズ

球体はホワイトチョコ。

ジュレが入っててそれが大人な苦み。
甘味とのコントラストが素晴らしい。
こちらはハニーマシュマロ。

ああ、こういう食べさせ方もあるのね～って
変化球のはちみつの味わい。
これも素敵すぎる。

いや～、参った！
これだけ楽しませてこれだけ完璧に
おいしくてこれだけ新しいイノベーティブが
大阪にあるのかなぁ？
あるかもしれないけどまた全然別物の気がする。
北陸って考えるとちょっとお高めですが
（関西がすごくリーズナブルなのです）
それでも素晴らしくてうなってしまうお料理ばかり。
食べ歩くことを考えて少な目のにしましたが、
今度はがっつり夜に、も・少し高めのをじっくり
堪能してみたい。

何もかも素晴らしすぎてうっとり
しまくりの金沢でした。

ああ・・・またコロナ終わったらゆっくり
金沢巡りに行きたい悶絶のお店でした

雰囲気やサービス、手の込んだお料理と全てに満足できました。金沢旅行の際は、鮨屋とこのお店を組み合わせると大変楽しい旅になること間違いないと思います。お料理は驚きがありながらも、どれも美味しいお皿ばかりです。CPも良く、東京でも滅多に見かけないレベルのお店と感じております。

1つ1つ凝っていて、アートのような作品でした。
目でも楽しめました。
猪をはじめてここで食べました。
こんなに猪って美味しいんだと驚きました。

店内も落ち着ける雰囲気で
オープンキッチンも好きです。
また金沢に旅行した時は訪れたいです。
ありがとうございました。

EN means salt. So they are crazy into salty taste. Artistic and essential for local fresh food.

※15歳未満の子供は個室のみ対応
※ランチ営業やってます

イノベーティブ・フレンチの名店。総裁学校だった昭和のモダン建築をリノベーションして、アイランドキッチンでの調理風景を眺めながら食事が楽しめるレストラン。とても温かみのある空間とそれにマッチしたスタッフの柔らかい接客はいつもリラックスして食事を楽しませてくれて居心地が良い。

常にアップデートがあり、行くたびに感動がある料理は毎年、通わなければと思わせられる。

デートや記念日のディナーを彩る素敵なお店であることはもちろんのことだが、金沢にハイエンドな寿司や和食を食べに県外や国外から訪れる人がみんな困る、ランチタイムに営業してくれているのが本当にありがたい。

ランチで伺いました。一品一品とても作り込んであり食べるのが勿体ないと思う程でした。フレンチなのに手で一口で食べて下さい等、優しく緊張もほぐして頂けます。少しお高めですが、お値段以上の感動があると思います。大好きな方と、ぜひ一緒に行って頂きたいお店ですね。

東京からの旅行。全9品のディナーコースを予約して行きました。料理はイラストだけのお品書きなので、出てくる料理を予想して楽しめます。

料理はどれも創意工夫が凝らされており、素材の味はもちろん、口に入れると香りや味が二重、三重にも堪能できる素晴らしい調理と味付けでした。
店舗も大通りから少し奥まった場所にあり、建物自体を上手くリノベーションして利用しているようで、素敵な非日常感を味わえます。金沢の地元の方々にもまだそこまで知られていないようなので、おでんに並ぶよりも (値は張りますが) だんぜんオススメです！

片町のちょっと離れた住宅街にひっそりとあります。
洋裁教室だった建物をリノベーションしたらしく、
店内のとあるところに面影が残ってました。

料理はもちろん美味しかったですが、
盛り付けや、メニューの演出がとても変わっていて楽しかったです！

ソムリエの方も、好みに合わせて美味しいワインをたくさん選んでいただきました。

御馳走様でした。

ランチも営業されているとのことでしたが、ディナーで伺いました。運ばれてくる手の込んだお料理達はアートのようでした視覚でも楽しめます。デザートがとってもかわいいので、女性には特に嬉しいはず。ゆっくりと楽しむお店なのでまた時間のゆとりのあるときに行きたいと思います。

以前から気になっていて やっとの訪問。
最高でした！
料理 12000円と ワインペアリング7000円

料理は一品一品 細やかな計算と仕事が。
特に美味しかったのが 玉ねぎにバニラバターを合わせた1品！ 味わったことのない組み合わせでしたが、すごく美味しかったです！
あと デザート全て！ シェフももちろんですが パティシエールの腕が感じられる品々でした！ 全部美味しかったです！
そして ワイン。 料理に合わせて 白が多かったですが どれも美味しい！ 中でも 1つだけ赤だった安心院の小公子とフォアグラのフランはまさしくマリアージュ！！！ 忘れられない美味しさでした！
ぜひまた 季節を変えて伺いたいです！

お高いですが、行く価値アリでした。
北陸の地物を使った料理などもあるので、観光客の方にもおすすめです。
こぢんまりしていますが、オープンキッチンがよかったです。

私は美味しいと本当に感じた時しか「美味しい」と発する事をしない為、大勢で食事に出かけても他人に同調しない為、外食は料理の認識の近い人と自腹で食べに行く事としています。
先日、その1人とともに¥12000のコースを頂きに伺いました。
私の個人の感想ですが、小洒落た店内にターゲットは女性と即判断。
エンタメ料理が好きな方、料理は雰囲気で食べるのが好きな方、は良いのでしょう。料理は複雑にすれば高尚なお料理と思っている方もしかり。趣向をどれだけ凝らしても美味しくなけれかえって残念な気持ちになる。たくさんの手間暇かけているのだという事だけは感じる事が出来たが。。。
この手の魅せる手法で地元食材をフレンチ仕立てに提供するのは嫌いではないが、比較するなら富山のレヴォは複雑化しすぎず斬新で素材の味がしっかり引き出されているるし、肝心のちゃんと足し算になっている。こちらはパーツが多く纏まらないと感じた。圧倒的にレヴォの料理センスの方が高い。
気になる点はまだある。私の周囲を見ていてもお店を支持している客層は新しい物好きなの女性が多いように思う。であるから料理の端々にスイーツ素材が使われていてげんなりした。鳥の皮のローストにチョコだったかな？鳥の脂の臭みとチョコの甘で口の中は悶絶。栗のペーストがメインのホロホロ鳥の下に仕込んであっかな？最後にもちゃんとデザートが。もういいですって感じ。デザートいっぱい出しておけば女性受けするからとでも。。？

ワインもファンキーシャトーのセレクトをされているのは好奇心を持って評価しますが、価格設定が高い。日本のワインが進化しているのは喜ばしいが。。しかもフランスワインの品揃えが乏しすぎる。ワインとお料理のマリアージュを求めている方、いろいろワインを探求されている方には物足りないと思います。
要はそこに拘らない客層でオッケーというのがわかったが。1人￥23000支払い、こちらもよくある高い勉強代の一軒だという収穫がオチでした。

以前『広坂ハイボール』のマスターの元氣さん紹介を受けまさたが、予約が一杯で入れなかったレストラン。
今日はこちらで酒屋の中川と会食です。
素材の輪郭を出しながらも、フレンチをベースとした技法でクリエイティブな料理を提供しております。
ボリュームもちょうど良く、楽しい時間をすごせました。
香箱蟹の一皿もあり、コストパフォーマンスに優れてもいました。